米ギャップ、大中華圏事業を中国EC「宝尊電商」に売却へ、最大73億円で―中国メディア

Record China    2022年11月8日(火) 17時0分

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中国メディアの第一財経によると、米衣料品小売り大手のGAPは、大中華圏事業を、米ナスダックと香港証券取引所に上場している中国電子商取引関連企業の宝尊電商に売却する。

中国メディアの第一財経によると、米衣料品小売り大手のGAP(ギャップ)は、大中華圏事業を、米ナスダックと香港証券取引所に上場している中国電子商取引(EC)関連企業の宝尊電商(バオズン)に売却する。

記事によると、バオズンは8日、GAPの大中華圏事業を全額現金取引で買収する最終契約書に署名したことを発表した。株式対価は4000万ドル(約58億円)だが、5000万ドル(約73億円)を超えない範囲内で最終調整される。2023年前半に買収を完了する予定としている。

バオズンは2018年12月からギャップグレーターチャイナに電子商取引サービスを提供している。

ギャップの2022年4月30日を終了日とする2022年度第1四半期の業績は、純売上高が前年同期比13%減の35億ドル(約5136億円)。オンライン売上高は同17%減。店舗売上高は同10%減。純損失は1億6200万ドル(約237億円)だった。

ギャップは2010年に中国第1号店をオープンした。2020年には傘下の低価格帯ブランド「オールドネイビー」が中国市場から撤退した。今年8月には中国で展開する店舗の閉店が今年に入ってから相次いでいると報じられていた。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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