習近平国家主席は北京の人民大会堂で3日午後、中国を公式訪問中のタンザニアのハッサン大統領と会談しました。両国元首は、中国とタンザニアの関係を包括的戦略パートナーシップに引き上げることで合意しました。

習主席は、「2013年のタンザニア訪問の際、中国はアフリカ諸国に、『真実親誠（真実・実務・親密・誠実）』という政策理念を提案したが、今ではこの理念が中国と発展途上国との団結・協力を導く基本的な政策理念となっている。新たな情勢の下、中国とタンザニア関係の良好な発展は両国の共同かつ長期的な利益に合致するだけでなく、新時代の中国・アフリカ運命共同体の構築を推進する上でも重要な意義がある」と指摘しました。

ハッサン大統領は、「タンザニアは台湾、新疆、香港など中国側の核心的利益に関わる問題で、中国を断固として支持し続けていく。習主席が提唱したグローバル発展イニシアチブは時宜に適ったものであり、現在世界が直面する世界的な課題の解決に資するものだ。タンザニアは中国と共に積極的に実行に移し、人類運命共同体の構築を推進していきたい」と述べました。（提供/CRI）