中国の31省・自治区・直轄市はそれぞれ今年第1～3四半期（1～9月）の域内総生産の成長状況を相次いで発表しました。今年上半期と比較すると、多くの省・自治区・直轄市で経済回復が加速しています。

31省・自治区・直轄市のうち、経済成長率が上半期を上回ったのは21省・自治区・直轄市で、GDPが上位の江蘇省、浙江省、福建省、湖南省の成長率は上半期を0．5ポイント以上上回り、全国の経済回復を支えました。

地域別に見ると、中部と西部の各省は全般的に引き続き比較的速いペースの成長を維持しています。GDPは広東省、江蘇省、山東省が6兆元（約121兆円）を超え、浙江省、河南省、四川省、福建省、湖北省、湖南省、安徽省、上海市、河北省を加えた12省・市が3兆元（約60兆円）を突破しました。

経済は大きな成長圧力に直面していますが、各地のイノベーションへの投資は依然として衰えず、大幅な成長を維持しています。（提供/CRI）