ソウル梨泰院の事故、中国人犠牲者の5歳の息子は母の死を知らず―中国メディア

Record China    2022年11月3日(木) 18時10分

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韓国・ソウルの繁華街、梨泰院で10月29日に発生した転倒事故で、現在156人の死亡が確認されており、そのうち4人が中国人だという。

中国メディア・紅星新聞の2日付の報道によると、韓国・ソウルの繁華街、梨泰院(イテウォン)で10月29日に発生した転倒事故で、現在156人の死亡が確認されており、そのうち4人が中国人だという。

紅星新聞は1日、中国人犠牲者の濛濛(モンモン)さん(仮名)の家族と友人を取材した。友人は「梨泰院の事故後、ずっとニュースをチェックしていたが、まさか濛濛さんが亡くなるとは思わなかった」と語った。濛濛さんは遼寧省出身で、約8年前に韓国に行き、中国の自宅には5歳の子どもがいる。また、訃報を聞いた濛濛さんの父親はすぐに韓国に駆けつけたが、母親はもともと体調が悪かった上に今回のショックで倒れてしまったという。

紅星新聞が2日に中国のSNS・微博(ウェイボー)上に投稿した動画では、今回の事故で幸運にも難を逃れた、韓国に留学中の22歳の中国人女性がコメントしている。女性は「濛濛さんは中国の同胞。とても悲しく思う」と述べた。この女性によると、濛濛さんの5歳の息子には、濛濛さんが亡くなったことはまだ話していないという。

中国のネットユーザーからは、「ご冥福をお祈りします」「なんということだ、心が痛い」「5歳の子ども…かわいそう」「お子さんには心を強く持ってほしい」「娯楽のはずがこんなことになるなんて」「中国人が外国で災難に遭うなんて、とても悲しい」などのコメントが寄せられた。(翻訳・編集/刀禰)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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