CRI online 2022年11月1日(火) 19時50分
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中国の宇宙ステーションを構成する第3のモジュールである、実験モジュール「夢天」が10月31日午後3時37分に打ち上げられた。
中国の宇宙ステーションを構成する第3のモジュールである、実験モジュール「夢天」が10月31日午後3時37分(日本時間同4時37分)に打ち上げられた。夢天は約8分後にロケットから切り離されて予定軌道に入り、打ち上げ任務は成功した。中国の宇宙ステーションは、「2つのモジュール」から「3つのモジュール」に変わり、「T字型構成」の建設任務が間もなく完了し、軌道上での建設段階が間もなく終わりを迎えることになる。
無人飛行から有人飛行へ。1人の宇宙飛行士から多くの宇宙飛行士へ。短期間の滞在から中長期間の滞在へ。船内実験から船外活動へ。この30年間、中国の宇宙飛行士は、宇宙と地上の往復、船外活動、ドッキングなど多くのコア技術を次から次へと突破・掌握し、宇宙ステーション建設のために、信頼できる技術の基礎を固めた。
特に直近10年間、中国の航空宇宙は274回の打ち上げを行い、直近5年間の打ち上げはより密で、ロケットの発射回数は192回に上り、長征ロケットシリーズの総発射回数の43.2%を占めている。
中国は、フランス、ドイツ、イタリア、ロシア、パキスタン、国連宇宙部(UNOOSA)、欧州宇宙機関(ESA)など多くの宇宙機関と協力協定に調印し、多様な形式の協力プロジェクトを実施してきた。
中国の宇宙ステーションは、こうした類いのプロジェクトで史上初めて、国連の全加盟国に向けて開放されている。これまでに17カ国・23機関による9件のプロジェクトが中国の宇宙ステーションの科学実験第1陣プロジェクトに入選した。
「仰いでは宇宙の大なるを観(み)、俯(ふ)しては品類の盛んなるを察す。目を遊ばしめ懐(おも)いを騁(は)する所以(ゆえん)にして、以(もっ)て視聴の娯(たの)しみを極むるに足れり。信(まこと)に楽しむべきなり」。ESAのイタリア人女性宇宙飛行士、サマンサ・クリストフォレッティ氏は先日、中国の東晋時代の著名な書家、王羲之の代表作「蘭亭序」の名句を国際宇宙ステーションからSNSに投稿して世界的に話題となった。その背景にあるのは、開放、協力、共有という中国航空宇宙の理念に対する世界の共感だ。(提供/CRI)
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