CRI online 2022年10月31日(月) 20時50分
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第13期全国人民代表大会常務委員会第37回会議は30日、「黄河保護法」を採択しました。写真は黄河。
第13期全国人民代表大会常務委員会第37回会議は30日、「黄河保護法」を採択しました。施行は2023年4月1日です。
黄河保護法は総則、法律責任、附則など11章の計122条からなっています。
黄河保護法は、流域内の生態環境の保護、黄河の安定の保障、水資源の節約と集約した利用の促進、質の高い発展の推進、黄河文化の伝承や発展の保護、人と自然の調和ある共生、中華民族の永続した発展の実現を目指して制定されました。制定と施行によって、法治に基づく黄河流域の生態保護事業や質の高い発展に力強い保障が提供されます。
生態環境の脆弱(ぜいじゃく)さは黄河流域の最大の問題です。保護法は流域内の生態保護と修復について、「国家が黄河流域の生態の保護と修復を強化し、一体化した保護と修復を実行する。自然回復を主として、自然回復と人工的修復を結びつけた系統的な対策を実行する」としています。また、流域内の環境汚染への対応について「国家が総合的、系統的な、根源からの対策に力を入れると同時に、重点となる河川と湖の環境整備を推し進めていく」と明記しました。
水資源不足は黄河流域の最大の矛盾です。これについて保護法は、「国家が流域内の農業の節水の効果向上や工業の節水と排出削減、都市部における節水と損失低減を強化して、水資源の節約と集約的利用を効果的に実現させ、節水型社会の建設を推し進めていく」と強調しました。(提供/CRI)
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2022/10/31
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