中国外交部の毛寧報道官は27日の定例記者会見でタンザニア大統領の訪中について、「ハッサン大統領は、中国共産党第20回全国代表大会後に迎える初のアフリカ国家元首となる」と説明しました。

中国外交部の情報によりますと、中国の習近平国家主席の招きに応じ、タンザニアのハッサン大統領は11月2日から4日にかけて中国を公式訪問するということです。

訪問期間中、習近平主席がハッサン大統領のための歓迎式と歓迎レセプションを行います。その後、両国首脳は会談を行い、協力文書の調印式に出席します。また、李克強総理と栗戦書委員長もそれぞれハッサン大統領と会見する予定だということです。毛報道官は「我々はハッサン大統領の今回の訪問が中国とタンザニアの関係の全面的かつ深い発展のために新たな原動力を注ぎ、両国の友好協力が絶えず進展を遂げることを確信している」と述べました。

また、「タンザニアは東アフリカの重要な国家であり、中国と伝統的な友好関係を築いてきた。2013年、習近平国家主席がタンザニア訪問期間中に提出した『真実・親密・誠実』という対アフリカ政策理念は現在、中国と発展途上国との団結・協力を指導する基本政策理念となっている。ここ数年、中国とタンザニアの政治的相互信頼は絶えず深化し、実務協力は実り多い成果を上げ、国際と地域問題において良好な協力を維持している」と強調しました。（提供/CRI）