10月24日は「国連デー」です。中国外交部の汪文斌報道官は同日の定例記者会見で、「77年前の今日、『国連憲章』が正式に発効し、国連の設立が宣言され、国際関係の発展が新たな段階を迎えた」と述べました。また、国連は世界で最も普遍的かつ代表性と権威性を持つ政府間国際組織として、多国間主義の推進を堅持し、世界平和の維持や共同発展の促進のためにかけがえのない役割を果たしてきたと強調しました。

汪報道官はまた、国連安全保障理事会常任理事国、そして「国連憲章」に署名した最初の国として、中国は一貫して国連憲章の趣旨と原則を守り、国際的課題における国連の核心的役割を守り、世界平和の建設者、世界発展の貢献者、国際秩序の維持者としての責任を守り続けてきたと述べました。

さらに、「われわれは平和的発展の道を歩むことを堅持し、ホットな問題の政治的解決に努め、グローバル安全保障イニシアティブを提唱している。われわれは率先して国連ミレニアム開発目標を実現し、持続可能な開発のための2030アジェンダの実行を積極的に推進し、南南協力を深化させ、その他の発展途上国の持続可能な発展の実現を力の及ぶ限り支えてきた。われわれは国際的課題に積極的に参加し、これまでほぼすべての普遍的な政府間国際組織と600以上の国際条約および改正案に参加し、『パリ協定』の達成を推進し、『ダブルカーボン目標』を宣言してきた」と述べました。

また、「中国は、すべての国が真の多国間主義を実践し、国連を核心とする国際システム、国際法を基礎とする国際秩序、国連憲章の趣旨と原則を基礎とする国際関係の基本準則を維持しなければならないと主張している」と述べました。（提供/CRI）