中国国家中医薬管理局によりますと、中医薬はこの10年で海外進出が加速し、すでに196の国と地域に広がっているということです。

現在、中医薬は196の国と地域に伝わっています。中国は40余りの外国政府や国際組織と専門的な中医薬協力協定を締結し、30カ所の中医薬海外センター、75カ所の中医薬国際協力基地、31の国家中医薬サービス輸出基地を整備しています。中医薬関連の内容は16の自由貿易協定に組み入れられています。

また、中国は国際標準化機構（ISO）による中医薬技術委員会（ISO/TC 249）の設立を推進し、89項目の中医薬国際標準を続々と制定、公布しました。さらに世界保健機関（WHO）による「伝統医学決議」の採択や、「世界保健機関2014-2023年伝統医学戦略」などの発表を推進して、中医薬の海外進出を推し進めています。（提供/CRI）