CRI online 2022年10月24日(月) 14時20分
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中国外交部の汪文斌報道官は20日に開かれた定例記者会見で、「グリーン、低炭素、持続可能な発展の道を歩む中国の決意は揺るぎないものだ」と改めて強調しました。
このところ、エネルギー危機の影響を受けて、欧州の多くの国が脱石炭・排出削減プロセスを次々と延期しています。中国外交部の汪文斌報道官は20日に開かれた定例記者会見で、「グリーン、低炭素、持続可能な発展の道を歩む中国の決意は揺るぎないものだ」と改めて強調しました。
汪報道官は「ダブルカーボン(カーボンピークアウトとカーボンニュートラル)」目標を定めて、世界最大の炭素排出量の減少幅を達成し、史上最短の時間でカーボンピークアウトとカーボンニュートラルを実現させる中国の意向を示しました。
汪報道官によりますと、中国の石炭消費量がエネルギー全体に占める割合は56%まで低下しています。非化石エネルギーが占める割合は16.6%に達し、再生可能エネルギーの設備容量は世界の3分の1以上を占め、10億キロワットアワーを超えていて、風力、ソーラー、水力、バイオマス発電の設備容量はいずれも世界一をキープしています。中国の森林面積は2億2700万ヘクタールに達し、世界の「緑を増やす」主力となりました。中国は年平均3%のエネルギー消費量の伸び率で平均6.5%の経済成長を支えてきたということです。
汪報道官は「現在、世界の気候変動対策は新型コロナウイルス感染症、経済不況、エネルギー・食糧危機といった複数の挑戦に直面している。一部の国の気候変動政策は『逆戻り』の傾向を見せている。これらの国がいち早く困難を克服し、再び低炭素・グリーン成長という正しい軌道に戻り、『パリ協定』の目標達成に向けて共に努力するよう希望する」と指摘しました。(提供/CRI)
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