Record China 2022年10月24日(月) 17時0分
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プロフィギュアスケーターの羽生結弦さんのファンであるコラムニストが21日、「羽生結弦がまた歴史を創った」との文章を中国のポータルサイト・百度に掲載した。
プロフィギュアスケーターの羽生結弦さん(27)のファンであるコラムニストが21日、「羽生結弦がまた歴史を創った」との文章を中国のポータルサイト・百度(バイドゥ)に掲載した。
文章はまず、羽生さんが年内に行う予定のアイスショーについて、「先週には八戸での公演追加と横浜公演のライブビューイングが発表されたのに続き、21日には横浜公演での会場に『立見席』が増設されることが明らかになった」と説明した。
そして、「注目すべきは、横浜公演の会場(ぴあアリーナMM)はアリーナ席を外してリンクを設置したとしても4階席まである収容人数1万人規模の会場だ」とし、「このような状況で立見席が設置されるのは、一つは座り席が一般販売開始前にほぼ完売していること、そしてもう一つは1時間以上立ってでも会場で見たいという観客のニーズが十分にあるということを表している」と推測した。
その上で、「羽生結弦はアイスショーの立見席販売においてもおそらく第一人者となった」とし、「多くの人や、多くのショーが会場を満員にすることに苦労し、ライトやシートで空席を隠そうとする中、彼のアイスショーはもう立見席を販売するレベルに至っている……。なんというか、不思議でもあり、当然だとも言える」と評した。
続けて、「『不思議』なのはこれまで立見席がなかったこと、『当然』なのはこれが羽生結弦のアイスショーだからということだ」とし、「彼のプロ転向後初のワンマンアイスショー。彼のスケート人生が凝縮された公演であり、彼が全身全霊でスケートファンに捧げる最高の贈り物だ。それに、感情面を抜きにしても、羽生結弦が出演するというだけで品質は保証されている。立見席であってもショーの効果や質の低下を気にする必要は全くないのである」と論じた。
文章は、「彼はこれまでもアイスショーのリハーサルには真剣に取り組むだけでなく、スタンドの各席の観客からの見え方を確認していた。今回もきっとそうなるだろう。だから立見席からの見え方を気にする必要はない。彼は観客が思っていることを必ず思い当たるし、多くの人が思っていないことにまで気を遣うのだから」とした。
そして、「会場でアイスショーを観る機会に恵まれた観客たちは、たとえ立見席だったとしても、とても温かく、素晴らしく、美しいものを見ることができるに違いない。そして、現場に足を運ぶことができない多くの人は、うらやましくてたまらないのと同時に、悲しむ必要はない。思い続けていれば必ず報われる時が来る。いつの日か、私たちはまた氷上で会うことができるはずだ」と結んだ。(翻訳・編集/北田)
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