中国四川省 500頭以上のジャイアントパンダのDNA情報を掌握

CRI online    2022年10月16日(日) 6時0分

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四川省ではジャイアントパンダ国家公園で暮らすジャイアントパンダの遺伝子データバンクが設立され、すでに500頭余りのDNA情報を保存しているということです。

中国ジャイアントパンダ国家公園は10月12日に設立1周年を迎えました。四川省林業草原局に所属するジャイアントパンダ国家公園四川省管理局は記者会見で、四川省におけるジャイアントパンダ国家公園の建設状況などについて紹介しました。四川省ではジャイアントパンダ国家公園で暮らすジャイアントパンダの遺伝子データバンクが設立され、すでに500頭余りのDNA情報を保存しているということです。

ジャイアントパンダは「生きた化石」とも呼ばれる絶滅に瀕している珍しい野生動物で、中国の「国宝」とされています。2021年10月12日に設立されたジャイアントパンダ国家公園は四川省、陝西省、甘粛省に広がり、総面積は約2万2000平方キロです。うち四川省部分は面積が1万9300平方キロで、同公園の総面積の87.7%を占めており、公園内に暮らしている野生ジャイアントパンダ1340頭の91.6%を占める1227頭が生息しています。

四川省ではジャイアントパンダ国家公園が設立されてから、パンダ重点生態回廊や野生化訓練基地などの建設が進められ、パンダの生息地26万5600平方キロの生態環境が整備され、定期的観測用の巡回路線663本が設けられました。今年に入ってから8万人以上が野生パンダの巡回観測に参加し、724回にわたって野生パンダの映像を記録したということです。(提供/CRI

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