中国国家開発銀行は13日、全国銀行間債券市場で全世界の投資家向けに「インフラグリーンアップグレード」をテーマとする120億元（約2463億円）の「債券通（ボンドコネクト：中国本土と香港間の債券相互取引）」グリーン金融債券を発行しました。

同債券の償還期限は3年で、発行金利は2．11％です。国内外の様々な投資家が積極的に買い入れており、購入倍率は4．41倍に達しました。国家開発銀行は現在までに累計1560億元（約3兆円）のグリーン金融債券を発行しています。

試算によりますと、今回の債券に関連するプロジェクトが完成すると、年間で5万9200トンの二酸化炭素の排出削減、2万9500トンの標準炭節約、3万2700トンの水汚染物CODの排出削減が実現し、3907ヘクタールの水の生態系管理、19万1000立方メートルの河川整備が達成される見通しです。（提供/CRI）