CRI online 2022年10月7日(金) 11時30分
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国際エネルギー機関のファティ・ビロル事務局長は5日、「今年の冬は順調に越せたとしても、状況が変わらなければ、来年の冬はさらに厳しくなるだろう」と語りました。
現在、多くの欧州諸国が冬に備え、十分な天然ガスの備蓄があると表明していますが、国際エネルギー機関(IEA)のファティ・ビロル事務局長は5日、フィンランドの首都ヘルシンキでのインタビューで、「今年の冬は順調に越せたとしても、状況が変わらなければ、来年の冬はさらに厳しくなるだろう」と語りました。
ビロル事務局長は、この冬の天然ガス消費の後、欧州各国の天然ガスの備蓄量は2023年2月から3月までに、25〜30%まで減少する見通しであり、それまでに、欧州の天然ガス供給の問題が解決されていなければ、来年の冬、欧州諸国はさらに厳しいエネルギー事情に直面することになるため、早期に備える必要があるとの考えを示しました。(提供/CRI)
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