新疆ウイグル自治区、ウルムチなどで陽性者増加、旅客列車やバスは全部ストップ―中国

Record China    2022年10月5日(水) 16時0分

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中国新疆ウイグル自治区人民政府新聞弁公室は4日、新型コロナウイルスの感染予防・抑制作業に関する記者会見を開いた。写真はイリ・カザフ自治州。

中国新疆ウイグル自治区人民政府新聞弁公室は4日、新型コロナウイルスの感染予防・抑制作業に関する記者会見を開き、劉蘇社(リウ・スーシャー)自治区副主席が関連状況を報告した。中国メディアの毎日経済新聞が5日付で伝えた。

記事によると、同自治区では3日に無症状感染者38人が新たに確認され、地域別で最も多かったのはイリ・カザフ自治州グルジャ市の15人だった。

会見では、「7月30日に発生した新たな流行は新疆の歴史上、最速の伝播速度、及ぶ範囲は最も広く、感染者数は最多、予防・抑制の難度が最も高い突発公衆衛生事件だ」とされ、「8月末に効果的なコントロールに達したものの、一部地域では思想の緩みから各措置が適切に実行されず、9月中旬以来、リバウンドが発生した」との指摘があった。ウルムチ市やグルジャ市、コルラ市(バインゴリン・モンゴル自治州)などで最近、陽性者の増加が多いという。

記事はまた、感染リスクの外部流出防止に重きが置かれていることを紹介し、ウルムチ市が4日、人の移動や交通機関への管理に関する公告を行ったことを伝えた。新疆発の旅客列車を一時運行停止とし、他の省などと結ぶバスの路線も引き続き止めるという。(翻訳・編集/野谷

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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