韓国軍兵士の銃乱射事件、軍が乱射兵士搬送時に偽装=韓国メディアは「まさに“天衣無縫”の偽装」と憤慨

Record China    2014年6月25日(水) 9時41分

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25日、銃乱射事件に関して、担架に乗っていたのは自殺を図った兵士ではなく、軍が女性兵士を身代わりに偽装したと明らかになり、結果的に誤報を伝えた韓国メディアは同国軍の対応に憤慨している。写真は38度線の韓国軍。

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2014年6月25日、銃乱射事件を起こした韓国軍兵士は、逃げ込んだ山林で自殺を図り包囲していた軍により病院へ搬送された。このショッキングな事件に韓国国内のメディアは大々的に伝え、自殺を図り担架で搬送される姿も報道された。ところが、担架に乗っていたのは自殺を図った兵士ではなく、軍が女性兵士を身代わりに偽装したと明らかになり、結果的に誤報を伝えた韓国メディアは同国軍の対応に憤慨している。環球時報が伝えた。

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今月21日、韓国と北朝鮮の軍事境界線近くの陸軍施設で、韓国軍兵士は同僚に手りゅう弾を投げ、銃を乱射。これにより5人が死亡し、7人が負傷した。さらに、そのあとの検挙作戦で誤認射撃事故があり、事件に関連した負傷者は8人に増加している。

事件に関して韓国・韓民族新聞は、「当時兵士は別の救急車で地下から搬送された。軍と病院の偽装はまさに“天衣無縫”だ」と皮肉っている。

偽装に関して批判が高まる中、韓国軍は「病院の要求に応えた結果の行動。兵士は多量の出血で昏睡(こんすい)状態に陥っていたため、メディアの取材が治療に影響すると懸念した判断だ」と弁明している。

韓国ネットでも軍の偽装を批判する声が相次いだ。一方で、「あれだけの記者が現場にいながらなぜ気付かなかった?」「軍が事実を隠したのは、もっと根深い陰謀があるのかもしれない」といった意見も見られる。(翻訳・編集/内山)

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