Record China 2007年6月21日(木) 10時45分
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2007年6月20日、江蘇省徐州市の大学生3人がタリウム中毒のため、北京市内の病院に移送された。タリウムを彼らの食事に混入した犯人は同級生で、仲間外れを恨んでの犯行だという。
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2007年6月20日、北京朝陽医院に江蘇省徐州市からタリウム中毒の患者3人が移送されてきた。
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3人は徐州市にある中国鉱業大学の学生で、先月5月31日の夜に数人の学生らと学生食堂で食事をしたが、翌日この3人はそろって胸焼けや胃痛・吐き気などの症状が出た。そのうちの1人が河北省石家荘の中医院を訪れ、3人全員がタリウム中毒であると判明。警察も毒殺未遂事件として捜査に乗り出した。***
その結果、3人の同級生の1人が犯人であることが明らかになった。彼は3人が日頃から一緒に遊んでくれないことに腹を立て、犯行当日の食事の際、3人のコップの水に日本でも劇物指定されており毒性の強いタリウムを入れたと自供した。
中国政府は、タリウムの徹底した管理を各部門に厳しく求めており、タリウムを取得するには正式な使用許可証が必要としている。今回犯人の学生がどのようにしてタリウムを手に入れたか、警察当局は現在調査追及している。(翻訳・編集/本郷智子)
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