国務院報道弁公室は27日、定例の政策説明ブリーフィングを開催し、貿易の安定的な発展支援の状況を紹介し、越境ECなど6項目の新たな「貿易安定化」政策を導入したことに言及しました。商務部の王受文副部長は、「様々な不確定要素はあるが、中国の貿易は今年下半期にプラス成長を達成する自信がある」と表明しました。

王副部長は「今年1〜8月の中国の輸出入額は27兆3000億元（約546兆円）に達し、前年同期比10．1％増を果たした。中国の貿易は再び粘り強さと活力を見せている」と述べました。

国務院はこのほど、貿易の安定的な発展を支援するため、貿易協定履行能力の強化、イノベーション力の活性化、保障能力の強化などを含むいくつかの政策措置を採択しました。

これについて王副部長は、「現在の不利な世界経済情勢下で、貿易の発展は経済成長を後押しする重要なエンジンである。そのために、各国は保護貿易を放棄し、投資の保護主義に反対し、貿易と投資の障壁を引き下げ、貿易と投資の一層の発展を図る必要がある」と強調しました。（提供/CRI）