火鍋店が食べ残しスープを別の客に出す、店「新人が間違えました」に疑いの声―中国

Record China    2022年9月28日(水) 20時0分

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中国・江蘇省蘇州市の火鍋店で、客が食べ残したスープを別の客に提供したことが物議を醸した。資料写真。

中国・江蘇省蘇州市の火鍋店で、客が食べ残したスープを別の客に提供したことが物議を醸した。中国メディアの九派新聞などが伝えた。

報道によると、同市内の酔碼頭火鍋店で25日、入店した客が運ばれてきたばかりの鍋の中からだんごなどの具材を発見し、店員に訴え出た。店側は「入ったばかりの従業員が間違えて運んだ」とし、客に病院で検査を受けてもらい問題はなかったとしている。

その後、市場監督管理局の職員らが検査に訪れたが問題はなかったと説明。「店を開いて4~5年で人気があり、常連客も多いから(問題になるようなことはない)」とした。同店は現在、被害者と協議を行っているという。

中国版ツイッター・微博(ウェイボー)では「火鍋店が食べ残したスープを別の客に出す」が一時トレンド1位に。ネットユーザーからは「店員:すみません、こすのを忘れてました」「間違えて運んだというのはたぶん本当だろう。こしてから運ぶべきだったんでしょ?」「新しいスタッフがうっかり手口を“バラしちゃった”ってか?」などと店側の説明を疑う声が多数寄せられた。

また、「こういう行為は厳罰にすべき。閉店でもいい」「普通は鍋だけを運んで、テーブルでスープを注ぐもんじゃないの?」「事が起きるとすぐにみんな“新人店員”になっちまうんだ」「俺は運び間違えたって理由を信じる。だって、言い訳としてはばかすぎるからね」といった声や、「中国では当たり前。テレビドラマの管理の方が食品安全の管理よりもよっぽど厳しい」といった皮肉も書き込まれている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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