中国外交部の汪文斌報道官は26日の定例記者会見で、「『銃器議定書』は『国際的な組織犯罪の防止に関する国際連合条約』の重要議定書の一つであり、国際的な小型武器・軽兵器の管理と規制分野の重要な法的文書でもある。中国は規定に基づき国内の法的手続きを履行し、『銃器議定書』の早期批准を目指している」と述べました。

報道によりますと、王毅国務委員兼外交部長は24日、第77回国連総会の一般討論演説で、中国は「銃器議定書」の批准に向けた関連国内法の手続きを開始したと発表しました。

汪報道官は質問に応じ、「銃器議定書」の批准に向けた中国国内の法的手続き開始に関する状況を紹介しました。さらに「中国はすでに国連『銃器議定書』の国内批准手続きの開始を決定した。これは中国がグローバル安全保障イニシアチブを積極的に実行し、国際と地域の平和と安定を維持するための重要な措置であり、多国間主義を支持し、人類運命共同体の理念を実践する中国の決意を体現している。中国は、同議定書の早期批准を目指し、規定に基づき国内の法的手続きを履行している。中国は『銃器議定書』の批准を契機に、各方面との交流と協力をさらに強化し、世界の銃器拡散問題の解決に共に取り組み、国際と地域の平和と安全を守るために積極的な貢献をしていきたい」と述べました。（提供/CRI）