中国では2021年末までに、基本養老保険の加入者数が10億3000万人、基本医療保険の加入者数が13億6000万人に達しました。20日に行われた国家衛生健康委員会の記者会見で、中国では基本医療保険の普及率が95％以上で、ほぼ全国民が基本医療保険に加入していると発表されました。

発表によりますと、2022年3月末までに中国では養老介護機構や施設が36万カ所、ベッド数は812万6000床に達しました。さらに4万カ所以上の高齢者教育拠点が設けられるなど高齢者向けの教育に力が入れられました。高齢者にやさしいコミュニティ（住宅団地）のモデル建設が全国規模で普及し、スマートフォンなどのデジタル製品の利用が困難という高齢者の問題を解決し、高齢者のデジタルキャップの解消が支援されているとのことです。（提供/CRI）