今年8月の中国経済指標が16日に発表されました。この8月は、複雑で厳しい国際環境や新型コロナウイルス感染の散発と多発、さらに異常気象による極端な高温といった試練が重なったものの、中国の国民経済は回復を続け、生産部門の需要は安定的に上昇し、雇用と物価は全般的に安定し、多くの指標で先月より改善が見られます。

そのうち、一定規模以上（主要業務による年売上高2000万元以上）の工業企業の付加価値は前年同期比4.2％増え、全国のサービス業生産指数は前年同期比1.8％上昇し、社会消費財小売総額は前年同期比5.4％増の3兆6258億元（約72兆5000億円）となっています。また、全国の消費者物価指数（CPI）は前年同期比2.5％上昇し、上昇幅は先月より0.2ポイント減少しました。

そのほか、1〜8月期の全国都市部新規就業者数は898万人で、8月の全国都市部調査失業率は5.3％となり、前月より0.1ポイント低下しました。（提供/CRI）