CRI online 2022年9月16日(金) 9時50分
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中央広播電視総台と広西チワン族自治区人民政府の共同主催による2022「ASEANパートナー」メディア協力フォーラムが15日、広西チワン族自治区南寧市で開催されました。
今年は東南アジア諸国連合(ASEAN)設立55周年であり、中国・ASEANの包括的戦略パートナーシップおよび東アジア地域の包括的経済連携(RCEP)が発効と運用開始の年でもあります。これを記念し、中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)と広西チワン族自治区人民政府の共同主催による2022「ASEANパートナー」メディア協力フォーラムが15日、広西チワン族自治区南寧市で開催されました。
フォーラムには、17カ国の70余りのメディアと関連機関から、約180人のゲストがオンラインやオフラインで参加しました。また、フォーラムでは、中国とASEAN諸国のメディアがより多彩な次元で、より深いレベルでの交流と協力を展開し、より緊密な中国・ASEAN運命共同体の構築を後押しすることを狙いに、「インテリジェンス・コレボレーション・コヒージョン(知恵・協力・凝集)」をテーマに対話が行われました。
広西チワン族自治区人民政府の藍天立主席はスピーチで、「広西は、中国がASEANに向けて開放・協力する最前線かつ窓口であり、常に、中国・ASEAN協力の積極的な推進者、深くかかわる参加者、直接的な受益者でもある。われわれは各国のメディアと共に、習近平主席とASEAN諸国の指導者が達成した一連の合意を徹底的に実行し、中国・ASEAN協力メカニズムの建設と政策協調に力を注ぎ、平和、安寧、繁栄、美、友好という五つのキーワードに基づく故郷を共に築くための基盤を固めていくことを望んでいる。より緊密な中国・ASEAN運命共同体の構築に向け、文化と世論の面からも力強いサポートを提供していく」と述べました。
CMGの閻暁明副台長はスピーチの中で、昨年11月に習近平主席が中国・ASEAN対話関係樹立30周年記念サミットで重要演説を行い、より緊密な中国・ASEAN運命共同体の構築への道を示したことに触れ、「今回のフォーラムは、CMGがASEAN各国とのメディア交流と協力を促す新しい形だ」と述べました。そのうえで、「CMGは英知を結集し、ASEANのメディアと共に、責任あるメディアとして時代の使命を担い、中国とASEANの草の根交流、文化交流、実務協力の架け橋と絆としての役割を果たしていきたい」と意気込みを語りました。
また、中国のトウ錫軍駐ASEAN大使はビデオメッセージで参加し、「中国とASEANの包括的戦略パートナーシップの発展は、双方のメディアによる積極的な参加と支持なしには成り立たない。未来に向け、メディア協力のポテンシャルを一層掘り下げ、5つのキーワードに基づく故郷づくりに貢献していかなければならない」と訴えました。
カンボジアの首相補佐官・次期ASEAN事務総長のカオ・キムホン氏は、「ASEANと中国が積極的かつ建設的な関係の構築に引き続き尽力し、CMGとASEANのメディア機関が相互理解と相互信頼を高める上で重要な役割を果たすよう期待する」と述べました。なお、ラオスのソムサワート・レンサワット元副首相もオンラインで出席しました。
開幕式では、CMGとASEANメディアによる新たな協力の開始が宣言され、人材育成やメディア協力の深化を目指す「Z世代インフルエンサー・インキュベーション基地」「中国-ASEANメディアホットライン」の2つの重点プロジェクトが発表されました。
また、CMGのASEAN向け配信の最先端となるCMG広西総局の除幕式も行われました。
なお、「中国・ASEAN運命共同体の構築を推進する革新的メディア協力」をテーマに、パネルディスカッションが行われ、中国・ASEANセンターの陳徳海事務局長、アジア太平洋放送連盟(ABU)のジャワド・ムタキ事務局長、カンボジアのジョカンナヨル報道相、CMGアジア・アフリカセンターの安暁宇主任をはじめ、フィリピン、中国、タイ、ラオスからのシンクタンクやメディア代表者が出席しました。(提供/CRI)
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