Record China 2022年9月14日(水) 11時0分
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中国・上海市の公園に日本人の彫像が多数置かれているとの情報が物議を醸している。
中国・上海市の公園に日本人の彫像が多数置かれているとの情報が物議を醸している。中国メディアの沸点視頻などが伝えた。
報道によると、このほど上海市の公園に日本人の彫像が置かれているとの動画が中国のネット上で拡散した。これを受け、園は13日に声明を発表。「彫像は2006年に制作されたもので全部で36体あり、それぞれ国籍や肌の色が異なる。(物議を醸した)動画は一連のテーマを無視して断片的に切り取ったものだ」とし、「関係部門が12日に現場を調査し、ネット上の情報が悪意のあるあおりであることを確認した」と説明した。
中国版ツイッター・微博(ウェイボー)では14日、「上海の公園に日本人の彫像群が置かれているとの指摘」がトレンド入り。ネットユーザーからは「神経質になりすぎ」「注目を集めたいためだけに悪意を持って情報を切り取る者は処分すべき」「“偽の愛国”は“真の愛国”よりもアクセスを稼げるからね」「道路には日本車がたくさん走ってるのに(笑)」「今は“仇日”が深刻。もはや病気レベル」などの声が多く、冷静に受け止めているようだった。
また、「どこの国の人でも良いが、問題は見た目が良くないってこと」「日本人かどうかは見た目では分からないけど、(彫像は)怖すぎでしょ。不快だよ」「まるで墓地のような雰囲気」「どんなに気持ち悪い物でも“アート”と言えば出せるっていうことか」「むしろドラえもんやコナン、ポケモンの方がずっと良い」など、そもそも見た目が悪いとの声も多数上がっている。
中国では最近、反日感情が高まっており、先日にも雲南省大理市に設置された像が日本の相撲取りを模したものではないかとして物議を醸していた。(翻訳・編集/北田)
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