品種構造最適化による食糧豊作、農民の増収促進―中国

CRI online    2022年9月12日(月) 19時50分

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中国の主要産地で今年、品種構造の最適化を進め、グリーン栽培のモデルを普及させ、食糧の豊作、農民の増収が図られています。写真は中国農村部。

中国の食糧産地では現在、収穫のシーズンを迎えています。各主要産地で今年、品種構造の最適化を進め、グリーン栽培のモデルを普及させ、食糧の豊作、農民の増収が図られています。

今年、各地では市場に不足している良質な専用品種食糧の持続的な増産を試みています。黒竜江省綏化市では、生のままで食べられるトウモロコシの栽培面積を100万ムー(約6万6667ヘクタール)以上に拡大しました。トウモロコシの品質を保証するため、地元の専門協同組合と先導企業が協力して農家に品種の選択や畑の管理、収穫、加工までの全過程の指導を行っています。

また、グリーンで良質な農産物の供給を強化するため、各地ではグリーン栽培モデルの普及に力を入れてきました。江蘇省では今年、29の県でグリーンかつ高品質、高効率の栽培プロジェクトを実施し、太倉では生態循環栽培モデルを重点的に普及させ、水稲わらを飼料として現地の特色ある家畜・鳥・湖羊を飼育しています。一方で、湖羊の糞を有機肥料に加工して土壌の有機物の含有量を高め、化学肥料の使用量を30%削減しました。

農業農村部によりますと、今年秋の穀物の作付面積は13億ムー(約8667万ヘクタール)を超え、前年より着実に増加したということです。全国ではイネ、トウモロコシ、大豆など、品種の3割ほどが優良品種だということです。(提供/CRI

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