統計データによりますと、中国では中秋節連休期間（10～12日）は短距離旅行、地元のレジャーが消費の主流となり、市場では消費の頻度が高く、個性的な特徴が見られました。

旅行プラットフォームのデータによりますと、今年の中秋節連休期間に、航空券や列車の乗車券、ホテルの宿泊、観光地の入場券などの予約は、端午の節句の連休（6月3～5日）より倍以上増加し、中でも地元旅行、周辺旅行の注文が7割近くを占めました。特に杭州、南京、広州などの都市周辺旅行の予約は前の月より2倍以上増加しました。

短距離で、頻度が高く、個性化した特徴を持つ旅行方式によって、観光地において消費の新しいシーンや新業態が現れました。「チケット＋ナイトステイ」「チケット＋キャンプ」などのワンストップ製品が新たに打ち出され、ユーザーに豊富な選択肢を提供しています。北京、広州、上海などは有名なランドマークで月見する夜の旅、寧夏、江西などの中西部地域は良好な観光資源を生かして屋外キャンピングなどが注目されました。

また、地元消費とレジャー需要の増加に伴い、複数の町で祝日消費券が配布され、さまざまな形の販促活動が行われています。商務部のモニタリングデータによりますと、中秋節連休期間中、全国の生活必需品市場では品数が豊富で価格が安定していたということです。（提供/CRI）