中国の半導体産業は10年以内に倍増へ、カスタム半導体がトレンドに―中国メディア

Record China    2022年9月13日(火) 7時0分

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中国メディアの上観新聞は12日、「中国の半導体産業の規模は10年以内に倍増へ、カスタム半導体がトレンドに」とする記事を掲載した。

中国メディアの上観新聞は12日、「中国の半導体産業の規模は10年以内に倍増へ、カスタム半導体がトレンドに」とする記事を掲載した。

記事によると、8日に開催された「2022新思科技(シノプシス)開発者大会」で、半導体設計支援ソフトウエア最大手、米シノプシスのサシーン・ガージ最高執行責任者(COO)は、「ビッグデータや人工知能(AI)などのテクノロジーが半導体のエコシステムに試練をもたらし、先進的なソフトウエアのサプライチェーンが複雑化する。急速に変化する消費者のニーズを満たすため、われわれはシステムから始めて、AIやビッグデータ分析などのテクノロジーを組み合わせ、カスタマイズされた半導体を通じて異なる分野のシステムの複雑さを解決しなければならない」との認識を示した。

半導体技術が進展して「ムーアの法則」が適用できなくなった後の時代「ポストムーア」に入り、ソフトウエアとビッグデータによって駆動されるカスタム半導体により、システム会社は差別化された競争上の優位性を確立することができる。

同社の中国区副総裁である王小楠(ワン・シャオナン)氏は、「中国の半導体産業の市場規模は今後10年以内に倍増し、成熟した生産工程が市場の大部分を占め続けることになる」とし、「成熟した生産工程の発展において、生産能力を高めて市場のニーズを満たすことは、中国の半導体の未来にとって行き詰まりを打破するポイントになる」と指摘した。

開発者大会では、半導体の応用をめぐり、XPU、スマートカー、データセンサー、5G・ネットワークの4つの技術フォーラムが設けられ、業界の技術専門家約50人が、デジタルインテリジェンス社会の時代における半導体のイノベーションと業界の革新について議論した。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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