大任を担う中国宇宙ステーション実験モジュール「問天」のロボットアーム

CRI online    2022年9月2日(金) 21時50分

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中国の宇宙船「神舟14号」で宇宙ステーションに到着した宇宙士3人は北京時間2日午前0時33分、緊密に協力して実施した初の船外活動を終了しました。

中国の宇宙船「神舟14号」で宇宙ステーションに到着した宇宙士3人は北京時間2日午前0時33分、緊密に協力して実施した初の船外活動を終了しました。船外活動の前には、実験モジュール「問天」の船外に取り付けられた小型ロボットアームの試験が行われました。得られた各指標はいずれも良好でした。今後もこのロボットアームは多くの重要な任務を担うことになります。

この小型ロボットアームの主な機能は宇宙ステーションのコアモジュール「天和」の大型ロボットアームと類似しており、人の腕の柔軟な動きを忠実に模倣します。回転機能を使って前後左右の任意の角度と部位で物体をつかむことや、「問天」の表面を這うように動かすこともできます。

小型ロボットアームはより繊細で、動きがより柔軟で、高度な運動の精度を持っています。今後は宇宙飛行士の船外任務に協力するほか、船外試験設備の保全などの任務も担います。

宇宙開発を担当する国有企業である中国航天科技集団(CASC)の関係者によりますと、将来的には大型アームと小型アームを結合してより大きなアームを形成し、船外設備の取り付けを行うことになっているというです。(提供/CRI

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