中国商務部の報道官は1日、「米国側はある時期以来、輸出規制措置を濫用して半導体関連品の対中輸出を制限し続けている。中国はこれに断固反対する」と表明しました。

米国の画像処理用半導体（GPU）大手エヌビディアは8月31日、「米政府当局に、人工知能（AI）を支える技術である機械学習を高速化する旗艦新製品『A100』と『H100』の中国向け輸出を制限するよう要求された」と発表しました。

中国商務部報道官は同件を受け、「米国側のやり方は公正な競争の原則に背き、国際経済貿易のルールに違反しており、中国企業の正当な権益を損なうだけでなく、米国企業の利益にも著しい影響を及ぼしている。世界の科学技術交流と経済貿易協力を阻害して、グローバルな産業のサプライチェーンの安定と世界経済の回復に打撃を与えている」と指摘しました。（提供/CRI）