Record China 2022年9月3日(土) 16時0分
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1日、山東商報は、福建省にある「1回10元取られる上にカウントダウンされる移動トイレ」が物議を醸していると報じた。
2022年9月1日、中国紙・山東商報は、福建省にある「1回10元(200円)取られる上にカウントダウンされる移動トイレ」が物議を醸していると報じた。
記事によると、福建省福州市の男性が移動トイレを利用したところ、アプリでスキャンして利用料10元を先払いしなければならないだけでなく、時間制限まで設けられていたとしてネット上にその様子を公開した。男性が公開した動画には、トイレのドアにQRコードとともに「中に人がいないかを確認した上で、コードをスキャンしてすぐにドアを押し開いてください。ドアは5秒後に自動で閉まります」との注意書きがあり、コードをスキャンして急いで個室に入るとアプリが連動し、スマホ画面に5分のタイマーが出現、秒単位のカウントダウンが始まる様子が映っていたという。
記事は、男性の動画を見たネットユーザーから「値段が高いだけでなく、一分一秒を争う圧迫感が半端ないトイレ」「自分は便秘で20分かかってもなかなか出てこない。終わった」「これってタイムアップしたら自動で解錠しちゃうのかな」といった感想が寄せられたと紹介している。
また、山東商報の記事を見た微博ユーザーからは「ラーメン1杯8元(約160円)で食べられるのに、出すのに10元かかるとはなあ」「時間が来ると噴射されて個室から弾き出されたりして」「緊張しちゃって出るものも出ないよ」「これはもはや戦いだ」「しかも移動トイレってのがね……」「もしかして、焦って出そうとすることで便秘が治るかもしれない」といった感想を残している。
なお、山東商報によれば、トイレのアプリには「ユーザーへのお知らせ」として「高いと文句を言うべからず。高いと嫌がるなら、家に帰ってすれば無料でできますよ」と表示されるとのことである。(翻訳・編集/川尻)
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