2022年中国インターネット文明大会のインターネット信頼性構築サミットフォーラムは29日、「中国インターネット信頼性発展報告書2022」（以下「報告」と省略する）を発表しました。　

「報告」は2021年以降、中国のインターネットが信頼性構築の面で成し遂げた新たな進展や成果を記録し、インターネットの信頼性が直面する新たな問題と課題を分析し、インターネットの信頼性構築強化のための考え方と提案を打ち出しています。

「報告」は初めて全体概況、責任の履行状況、課題への取り組み、対策提案の四つの部分、8章に分けられ、年度のインターネットの信頼性構築状況について体系的にまとめています。

「報告」はインターネットの信頼性分野に存在する主な問題について「1、アルゴリズムの悪用問題が顕著で、消費者を欺き、ミスリードしていること。2、技術的手段を悪用したオンライン詐欺の新たなスタイルが生まれていること。３、プラットフォームの独占的優位性を利用した、不正な競争が行われていること。４、トラフィックが収入に結びつくことで、目前の利益を追う余り、玉石のライブコマースが混交していること。5、資本によるファン経済の取り込みで、無秩序なファンサークルが乱造されていること」を指摘しています。（提供/CRI）