CRI online 2022年8月29日(月) 18時50分
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中国海洋石油集団は29日、渤海油田遼東湾について、開発開始からの30年で石油と天然ガスの生産量が累計2億トンを突破したと発表しました。
中国海洋石油集団(CNOOC)は29日、渤海油田遼東湾について、開発開始からの30年で石油と天然ガスの生産量が累計2億トンを突破したと発表しました。
遼東湾は中国で緯度が最も高い海域で、豊富な石油・天然ガス資源が眠っています。累計で8億トンを超える石油と700億立方メートルを超える天然ガスの埋蔵量が確認されています。渤海油田はこれまでに、遼東湾で累計68カ所の海上採油用浮上基地と3カ所の陸上ターミナル工場を建設して完成させ、稼働中の油井は1300カ所を超えています。2億トンの石油・天然ガス生産量は、人口1000万都市の40年間の使用量に相当します。
1年のうち3カ月間結氷する遼東湾は、重質油資源が非常に豊富な海域です。流動性の悪い原油である重質油を採掘するため、渤海油田は「耐氷技術」と「蒸気注入による重質油の熱採掘技術」などの面で多くの世界的難題を克服しました。2022年4月には世界初の海上超重質油大規模開発油田「旅大5-2北油田」が完成し、操業を開始しました。(提供/CRI)
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