深さ10メートルの場所に閉じ込められた猫、1年ぶりに救出―遼寧省大連市

Record China    2022年8月27日(土) 22時0分

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中国遼寧省大連市で19日、建物に設けられたシャフトに落ちた猫がボランティアによって約1年ぶりに救助された。

中国遼寧省大連市で19日、建物に設けられたシャフトに落ちた猫がボランティアによって約1年ぶりに救助された。

中国のポータル/ニュースサイトの網易に20日掲載された記事によると、猫を助けるため専用の装置で約10メートルの深さを降りて行ったのは地元の動物保護団体責任者の徐俊成(シュー・ジュンチョン)さん。猫は2歳前後の雄の野良猫で、団体に助けを求めてきた女性は猫がこの約1年もの間、近隣住民が与えるえさで何とか生き延びたことを説明した。

女性は日頃から他の住民と一緒に付近の野良猫にえさを与えており、昨年7月にこの猫の姿が見えなくなったことに気が付いた。何日も探したところ、えさやりの場所の近くにあるシャフトから鳴き声が聞こえたため「落ちて閉じ込められてしまったのだろう」と考えて救助を試みたが成功せず、これまでロープを使ってえさを届け続けたがここ数日は声が弱々しくなってきたため健康状態が心配になったのだという。

徐さんの姿を見た猫は当初驚いて逃げ回ったものの、なだめながら近づいて行った徐さんは無事、猫をケージの中に入れることができた。猫の健康状態に大きな問題は見られず、親切な住民に引き取られたそうだ。(翻訳・編集/野谷

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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