王毅国務委員兼外交部長は24日、北京で、中国と韓国の国交樹立30周年を祝うレセプションに出席し、習近平国家主席が中韓国交樹立30周年にあたり韓国の尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領に宛てた祝賀書簡を読み上げると共に、あいさつしました。

王外交部長は、「習近平国家主席は祝賀書簡で、中韓関係の30年来の発展の成果を振り返り、経験を総括し、中韓関係の長期的な発展に方向性を示した」と述べました。

王外交部長は、「この30年間で両国の貿易額は50億ドル余りから3600億ドル余りに増え、双方向の投資は累計1000億ドルを超え、生産・供給チェーンが深く融合している。人的往来は延べ1000万人を突破した」と述べました。また、「双方は朝鮮半島の平和と安定の維持に尽力し、朝鮮半島問題の政治的解決の推進に尽力すると共に、国連や主要20カ国・地域（G20）、アジア太平洋経済協力（APEC）、東南アジア諸国連合（ASEAN）、中日韓など多国間の枠組みの中で緊密な協力を維持している」と述べました。

韓国の鄭在浩（チョン・ジェホ）駐中国大使はあいさつで、韓国の新政権は相互尊重の精神に基づき、両国の戦略的協力パートナーシップを引き続き深化させていくと表明しました。（提供/CRI）