秋の収穫に向けて、干ばつなどの悪天候に見舞われる中、中国各地で豊作のための入念な準備が進められています。

干ばつの影響で、中国中部の江西省吉安県永陽鎮では、360ヘクタールに及ぶ稲畑が減産のリスクに直面しています。地元政府は村民を動員して井戸を掘り、灌漑用のポンプを調達して作物への水供給に取り組んでいます。中国中部にある河南省臨潁県では、農家たちが農業専門家の指導の下で、スプレーガンや灌漑用ホースリールを利用して畑に散水しています。

農業機関のモニタリングによりますと、今年、中国の東北地区や、黄河と淮河流域、北西部では、秋に収穫する穀物の栽培面積が拡大され、降雨量も日光も十分であるため、穀物の成長ぶりが去年より好ましいということです。（提供/CRI）