中国文化観光部の饒権副部長は24日、「第18回党大会以来、アグリツーリズム（農村観光）の総合的な効果が顕著に表れ続けており、農村振興の新たな力になっている」と述べました。

饒副部長は「この10年間、アグリツーリズムの商品は絶えず改善され、インフラが整備され、サービスの質も向上しており、経済と社会発展におけるアグリツーリズムの総合的効果がますます顕著になってきている。現在までに全国で1299のアグリツーリズム重点町村が立ち上がり、数多くのユニークな商品が設定され、アグリツーリズムはますます、人々が田園風景を楽しみ、温かい郷愁を感じるレジャー方式になっている」と説明しました。

推計によりますと、2019年にアグリツーリズムで農村を訪れた観光客数は延べ30億人を超えています。中でも、湖南省や貴州省など一部の貧困地区は観光によって貧困脱却や雇用機会の創出と増収を実現しました。また、浙江省の余村と安徽省の西逓村は国連世界観光機関（UNWTO）の「ベスト・ツーリズム・ビレッジ」に選ばれ、中国の美しい風景を世界に示す名刺代わりになっています。（提供/CRI）