中国のIoT端末ユーザー、6月末現在で16億4000万人に―中国メディア

人民網日本語版    2022年8月25日(木) 14時30分

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中国のIoT端末ユーザー数は6月末現在、前年末比2億4000万人純増の16億4000万人に上っている。

第10回中国電子情報博覧会で明らかになったところによると、中国のモバイルIoT(モノのインターネット)端末ユーザー数は6月末現在、前年末比2億4000万人純増の16億4000万人に上っている。デジタル経済発展を支える重要インフラの一つである中国のモバイルIoTは現在、新たな急成長期を迎えている。人民日報が伝えた。

ネットワークインフラがより堅実になり、基礎的サポートの整備が加速している。6月末現在の中国のモバイル通信基地局数は前年末比38万7000カ所純増の1035万カ所。うち5G基地局数は185万4000カ所で、モバイル通信基地局数の17.9%を占めている。中国はすでに世界最大のNB(ナローバンド)‐IoTを完成させており、全国主要都市の郷・鎮以上地域の連続的なカバーを実現している。4Gネットワークは全国都市部・農村部の全般的なカバーを実現している。5Gネットワークはすでにすべての地級市(省と県の中間にある行政単位)、98%超の県庁所在地の市街地、80%の郷・鎮の市街地をカバーしている。

応用シーンが持続的に豊富化し、産業チェーンが持続的に整備されている。中国は現在すでに半導体、モジュール、端末、ソフトウェア、プラットフォーム、サービスなどの部分の比較的整ったIoT産業チェーンを形成している。NB-IoTはすでに水道メーター、ガスメーター、煙感知器、電動自転車防犯の4業界で1000万級の接続を実現している。

中国工業・情報化部の関係責任者によると、モバイルIoTは第14次五カ年計画期間(2021−25年)にビッグデータ、クラウドコンピューティング、人工知能などの先端技術の実施を担う重要な表現形式になる。次は重点シーン向けにネットワークの深いカバーを実現し、固定・移動融合、広域・狭域融合の基礎ネットワークを形成し、モバイルIoT技術と各業界の協同融合を加速させる。経済発展の質と効果の向上、社会サービスのスマート化と高効率化、人々の生活の利便性向上を推進する。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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