中国海南省、2030年に化石燃料車販売全面禁止に=中国ネット「安全は?」「まずは電力不足の解決を」

Record China    2022年8月23日(火) 12時0分

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22日、新浪財経の微博アカウントである環球市場播報によると、中国海南省で2030年までに化石燃料自動車の販売を全面禁止する計画が発表された。

2022年8月22日、新浪財経の微博アカウントである環球市場播報によると、中国海南省で2030年までに化石燃料自動車の販売を全面禁止する計画が発表された。

同アカウントによると、海南省はカーボンピークアウト実施計画を発表し、新エネルギーを動力とする自動車、船舶の利用を大々的に推進することを明らかにした。計画では25年までに公共サービス分野、社会運営分野における車両の新規導入、交換に用いるクリーンエネルギー車の比率を100%に到達させ、30年には島内で化石燃料自動車の販売を全面的に禁止して、自家用車でも新規購入、買い替えにおける新エネルギー車の比率を100%にすることが目標として示された。

この件について、中国のネットユーザーは「電力はいつすべてクリーンエネルギーになるの?」「(寒さでバッテリー性能が低下しない)海南省の気候は新エネルギー車に合ってると思う」「でも暑すぎて安全が保証できないのでは?」「販売禁止しなくたって、ガソリンスタンドを閉鎖しちゃえば、誰も化石燃料車を運転しなくなるぞ」「成都では近ごろ電力制限で充電スポットが閉鎖されてるぞ。それでも新エネ車を買う?」「やっぱり自転車が一番エコだよ」「聞こえは良いけれど、真に受けちゃいけない。30年には海南省のリーダーが代わってる。その頃には方針が変わってるかもしれないぞ」「じゃあ、われわれが今乗っているガソリン車はどうするの?」「まずは電力不足を解決してから言ってくれ」といった感想を残している。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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