外交部 ペロシ氏台湾訪問に中国が過剰反応したとする米高官に反論

CRI online    2022年8月20日(土) 21時30分

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外交部の汪文斌報道官は19日の定例記者会見で、ペロシ氏の台湾訪問に対して「米国側の挑発に対する中国の断固とした対応は、合理的かつ合法的で、国際社会からの幅広い理解と支持を得ている」と強調しました。

外交部の汪文斌報道官は19日の定例記者会見で、ペロシ氏の台湾訪問に対して、中国側が「過剰反応だ」と発言した米政府関係者に改めて反駁し、「米国側の挑発に対する中国の断固とした対応は、合理的かつ合法的で、当然であり、国際社会からの幅広い理解と支持を得ている」と強調しました。

報道によりますと、米国のダニエル・クリテンブリンク国務次官補(東アジア・太平洋担当)はこのほど、「ペロシ氏の台湾訪問に対して中国が過剰反応し、脅迫や挑発行為を用いて台湾への圧力を強めている。これに対して米国は責任を持って断固とした行動を取る」と述べました。

これに対し、汪報道官は「ペロシ米下院議長の中国台湾地区への訪問の経緯は明確で、理非曲直は一目瞭然だ。米国側が『一つの中国』に対する約束に背き、中国の主権と領土保全を損なった。中国側が約束に背き、米国の主権と領土保全を損なったのではない。米国の指導者が台湾に駆けつけ、『台湾独立』分裂活動を支持したのであって、中国側が米国に駆けつけ、アラスカの『独立』を支持したのではない。米国側が問題を解決しようとするなら、唯一の道は中米の三つの共同コミュニケと『一つの中国』の原則に戻ることであり、責任を転嫁したり、逆ねじを食わせたり、軽々しく行動し、より大きな危機をつくろうとしたりしてはならない」と指摘しました。

また、「国の主権と領土保全を守る中国側の決意は確固不動だ」と強調し、誤った判断をしないよう米国側に忠告しました。(提供/CRI

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