アジアゾウの数が着実に増加、関連研究に新たな進展

CRI online    2022年8月14日(日) 5時0分

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世界にいるアジアゾウの数が減少しつつある情勢の下で、中国の野生アジアゾウの数は現在300頭以上に増加し、徐々に増加傾向を示していると発表しました。

8月12日は世界ゾウの日です。これにちなんで国家林草局は、世界にいるアジアゾウの数が減少しつつある情勢の下で、中国の野生アジアゾウの数は現在300頭以上に増加し、徐々に増加傾向を示していると発表しました。

アジアゾウとその生息地を保護するため、中国は一連の重要な措置を講じています。自然保護区を設立し、長期にわたる野外パトロール、生息地の維持を展開し、アジアゾウのコア個体群と重要な生息地の安全を確実に保障しています。また、野生動植物の保護と自然保護区の整備などの重要なプロジェクトを実施し、生息地の縮小傾向を効果的に抑制して、アジアゾウの生息環境を徐々に改善しています。さらにアジアゾウの繁殖基地と救護センターを設け、野外の救護、救助を持続的に展開しています。「第14次5カ年計画(2021~2025年)」が始まって以降、雲南省はすでにアジアゾウの保護に2億元(約40億円)近くを投入しています。

アジアゾウの数が増加するにつれて、人とゾウの調和的な付き合いが重要な課題となり、アジアゾウの保護と監視警報システムの構築を通じて「人とゾウの平穏」を守っています。アジアゾウ科学研究ビッグデータプラットフォームプロジェクトの責任者・陳建軍氏は、「ビッグデータの技術を利用して、アジアゾウのために系図編制、情報登録、配偶者選択を行い、ゾウの群れの健康で持続可能な発展をさせていく」と今後の取り組みについて示しました。(提供/CRI

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