CRI online 2022年8月10日(水) 12時50分
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外交部の報道官はイラン核合意の再建交渉の状況について、「中国は各方面に対し、対話と交渉の大きな方向を堅持し、外交努力を強め、未解決問題の解決策を積極的に模索するよう呼びかけていく」と説明しました。
外交部の汪文斌報道官は9日の定例記者会見で、イラン核合意の再建交渉の状況について、「現在、各方面はすでに包括的核合意の履行回復に関する取り決めの大部分の内容について合意に達しており、あとは個別の問題についてさらなる協議と解決が必要なだけとなった。中国は各方面に対し、対話と交渉の大きな方向を堅持し、外交努力を強め、未解決問題の解決策を積極的に模索するよう呼びかけていく」と説明しました。
汪報道官は、「各方面の共同努力により、イラン核合意の再建に向けた交渉がこのほどウィーンで再開された。交渉では画期的な進展は得られなかったものの、それぞれの当事者はいずれも合意に向けて努力する意思を明確に示している。これはイラン核問題が対話と交渉の正しい軌道に沿って発展していくために重要な意義をもつ。中国は交渉推進に向けたEUの努力を賞賛し、EUが引き続き外交的仲介を続けるよう勧める。中国は引き続き積極的に交渉に参加し、包括的な合意を軌道に戻すために貢献していく。それと同時に、われわれは自身の合法的権益をしっかりと守っていく」と述べました。
汪報道官はまた、「米国はイラン核危機を引き起こした張本人として、情勢をはっきりと認識し、できるだけ早く政治的決断を下し、イランの正当な懸念に積極的に応え、交渉が早期に成果を収めるよう後押しするべきだ。すべての関係者は交渉のために良い雰囲気を作り出すため、言動に注意する必要がある」と強調しました。(提供/CRI)
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