台湾海峡の現状を変えたのは米国と「台湾独立」分裂勢力=外交部

CRI online    2022年8月10日(水) 12時20分

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外交部の汪文斌報道官は9日の定例記者会見で、米国のブリンケン国務長官の発言に対し、「『一つの中国』の原則を破壊し、台湾海峡の現状を変えたのは米国と『台湾独立』の分裂勢力だ」と指摘しました。

外交部の汪文斌報道官は9日の定例記者会見で、米国ブリンケン国務長官の発言に対し、「『一つの中国』の原則を破壊し、台湾海峡の現状を変えたのは米国と『台湾独立』の分裂勢力だ」と指摘しました。

ブリンケン国務長官はこのほど記者会見で、「現在の状況は一夜にして起きたのでも、空白地帯で発生したのでもない。この40年来の台湾の現状の変化は、米国ではなく北京(中国)からもたらされている」との見解を示しました。

これに対して、汪報道官は「台湾海峡の現状とは何か。その答えは歴然としている。両岸は同じく一つの中国に属し、台湾は中国の一部であり、中国の国家主権と領土保全が分割されたことは一度もない。言い換えれば、『一つの中国』の原則は、台湾海峡の現状の明確な定義なのだ。『一つの中国』の原則の堅持は、台湾海峡の現状を維持することである。『一つの中国』の原則に背き、挑戦することは、台湾海峡の現状を変えることである。事実上、米国側は中米間の3つの共同コミュニケでの約束に背き、『一つの中国』の原則をますます弱体化し、空洞化し、歪曲する道を突き進んでいる」と指摘しました。

汪報道官はさらに、「『一つの中国』の原則の堅持は、台湾海峡の平和と安定を保つ定海神針(海の深さを測り、海を鎮める伝説上の宝物)である。『一つの中国』の原則への裏切りは、台湾海峡に波乱をもたらす元凶である。中国人民はまやかしを信じず、鬼をも恐れぬ勇気があり、心を一つにして立ち上がる決意と、国の主権と民族の尊厳を断固として守る力を持っている」と強調しました。(提供/CRI

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