日本の核汚染水の海洋放出に懸念示す=中国

CRI online    2022年8月9日(火) 20時20分

拡大

中国の李松軍縮大使は8日、第10回核兵器不拡散条約運用検討会議で、中国の原子力平和利用に関する立場を全面的に説明し、日本による核汚染水の海洋放出に懸念を示しました。

中国の李松軍縮大使は8日、第10回核兵器不拡散条約(NPT)運用検討会議で、中国の原子力平和利用に関する立場を全面的に説明し、日本による核汚染水の海洋放出に懸念を示しました。

李大使は「日本が福島の原子力発電所の汚染水を海に放出し、海洋生態環境、食品安全、人類の健康に潜在的な影響を与えることは無視できない。日本政府は自分だけの利益に基づき国際社会にリスクを転嫁した。無責任で不道徳な行為だ。日本国内の民衆が強い不満を持つだけでなく、中国、韓国、ロシア、太平洋諸島の国々も相次いで懸念を示している」と述べました。

李大使はまた、「国際原子力機関(IAEA)の作業グループは日本の海洋放出計画についての最終結論を出す前に、多数の改善意見を提出した。しかし、日本はそれを無視して海洋放出の準備と計画の認可を急いでいる。既成事実を作ろうとする企ては責任を担う国のものではない」と表明しました。(提供/CRI

※本記事はニュース提供社の記事であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。すべてのコンテンツの著作権は、ニュース提供社に帰属します。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携