CRI online 2022年8月9日(火) 13時40分
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第5回中日友好杏林堂杯青少年将棋大会が8月6日から7日まで、在中国日本国大使館で開催されました。
同大会は中日国交正常化50周年を記念して開催されたもので、在中国日本国大使館と北京将棋クラブが共催、日本将棋連盟、杏林堂薬局、将棋を世界に広める会(ISPS)が協力し、オンラインとオフラインを融合した形で行われました。
今大会の参加選手は、北京、上海、寧夏、重慶から集まった中国人選手36名、日本人選手12名の計48名です。
約30年、将棋の普及に努めてきた日本将棋連盟北京支部長で北京将棋クラブ代表の李民生さんは開会式で、「将棋を介した文化交流は、中日両国国民の友情をさらに深く、厚くするものと信じている。今大会をきっかけに、将棋を中国でより広く普及させることを共に推し進めていきたい」と期待を示した上で、「将棋で学んだ知識を人生に活かしてほしい。将棋は人に良い習慣を与えることができ、駒の動きを読むことは学生の知能向上にもつながる」と述べました。
また、閉会式には、垂秀夫中国駐箚特命全権大使が出席し、「日本の文化は『礼』を中心に成り立っている。将棋そのものを楽しむだけではなく、礼儀作法というものを学んでいただきたい。今大会の参加者の中から、将来日中関係を推し進めるような人材が現れることを期待している」とあいさつしました。
大会は、小学校低学年の部、小学校高学年の部、中高生の部に分かれ、それぞれ優秀賞のほか、敢闘賞や、優れた成績を収めた女性棋士に与える女性賞などが設けられました。
小学校低学年の部で優勝した上海の常毅仁さんは、「強い選手が集まる北京の大会で優勝できてうれしい。将棋を楽しみながら知力も上がった」と語りました。
上海から参加した日本人選手・山口ミクリさんは、「優勝はできなかったが、しっかりと集中して自分の力を出せたので、悔いのない試合だった」と感想を述べました。
女性賞を受賞した北京の高興さんは、「日本でも将棋大会に参加したことがあり、日本人選手の友達もできた。彼らは私の駒の動きを分析し、感想を教えてくれる」と話しました。
大会開幕式では、日本将棋連盟の佐藤康光会長による将棋講座が開かれ、中日両国の将棋愛好者は、将棋に対する理解を一層深めました。(提供/CRI)
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