CRI online 2022年7月29日(金) 13時20分
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外交部の報道官は米国が責任転嫁しないよう求めました。
米政府関係者が中国とスリランカの協力に泥を塗った発言について、外交部の趙立堅報道官は28日の定例記者会見で、「米国はスリランカの困難脱却、債務負担の緩和と持続可能な発展の実現を誠心誠意支援すべきである。いかなる根拠もなくあらゆる機会を利用して責任をなすりつけ、他国に泥を塗り、地政学的な駆け引きをすることをやめるよう望む」と述べました。
報道によりますと、米国際開発庁のサマンサ・パワー長官はこのほど、「中国は過去20年にわたりスリランカに不透明な高金利融資を提供し、必要性の低いインフラプロジェクトに融資している」と述べたということです。
これに関する質問に趙報道官は、「これまで中国とスリランカの実務的協力は、一貫してスリランカによる主導を堅持し、科学的計画と詳細な論証を経て行われ、いかなる政治的条件も付加せず、スリランカの経済発展を支援し、両国民に確かな利益をもたらしてきた」と示しました。
趙報道官はまた、「スリランカの対外債務の構成は多元的であり、中国関連の債務が占める割合は国際資本市場や国際開発銀行を大きく下回っている。中国側が提供した融資の多くは優遇借款で、金利が低く、期間が長く、スリランカのインフラ整備と国民生活の改善に積極的な役割を発揮している」と指摘しました。
趙報道官はさらに、「米国は長期にわたって量的緩和政策を実施し、最近では大幅な利上げを決め、ドルの逆流を加速させ、世界経済と金融市場に深刻な衝撃を与えた。米国は一方的な制裁と関税障壁を大々的に行い、世界のサプライチェーンと産業チェーンの安全に衝撃を与え、エネルギーや食糧などの商品の価格高騰をもたらし、スリランカを含む発展途上国の経済・金融情勢をさらに悪化させている。また、米国をはじめとする西側の資本がスリランカ市場で投機的な取引を行い、スリランカの信用格付けを操作して、その融資の信用とルートをひどく損なわせた」と述べました。(提供/CRI)
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