中国人民銀行（中央銀行）が発表した金融市場の運営状況によると、今年6月に中国債券市場で発行された各種債券の発行額は6兆5996億8000万元（約132兆円）に上った。そのうち国債は5040億6000万元、地方政府債は1兆9336億6000万元、金融債は9674億6000万元、企業信用債は1兆1696億9000万元、資産担保証券は446億8000万元、銀行間の譲渡性預金は1兆9062億7000万元だった。

6月末現在、債券市場の委託管理残高は141兆7000万元だった。そのうち国債は23兆2000億元、地方政府債は34兆3000億元、金融債は32兆7000億元、企業信用債は32兆2000億元、資産担保証券は2兆5000億元、銀行間の譲渡性預金は14兆7000億元、商業銀行における店頭取引の債券が401億6000万元となっている。

6月の銀行間債券市場の現物取引は22兆5000億元、1日あたりの取引額は1兆733億5000万元となり、前年同期比21．7％増、前月比8．5％増だった。銀行間短期金融市場の取引額は139兆9000億元で、前年同期比44．0％増、前月比12．9％増だった。担保差し入れ方式による対金融機関加重平均金利は1．57％となり、前月比10ベーシスポイント上昇した。銀行間取引の加重平均金利は1．56％で、同6ベーシスポイント上昇した。（提供/人民網日本語版・編集/KS）