CRI online 2022年7月21日(木) 13時50分
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外交部の汪文斌報道官は20日の定例記者会見で、米国による度重なるシリアの石油盗掘は強盗行為に他ならないと指摘しました。
報道によると、米国の軍隊は最近、占領下にあるシリアの油井から再び石油を盗み出し、イラク北部に輸送しました。同様の事件は今月3回目となります。シリア石油鉱物資源相はかねてより、米国とその同盟国が「海賊のように」シリアの石油や食糧を盗み、シリア経済に深刻な損害を与えていると批判していました。
汪報道官は、「現在、シリア人口の9割は貧困ライン以下で生活しており、国民の3分の2は人道援助に依存して生計を立てている。しかし、過半数以上の人々は食糧の確保ができない状態にある」と指摘しました。米軍は現在もシリアの主要な食糧生産地域と産油地域を占領し、シリアの国家資源を略奪し、現地の人道危機をさらに悪化させています。怒れるシリア国民の中には、「米国は利益のためにやってきて、利益がなければ去っていく。シリアにおける彼らの存在自体が、テロそのものだ」と怒りをあらわにする人もいます。(提供/CRI)
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