CRI online 2022年7月21日(木) 13時20分
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外交部の報道官は、米国の経済圧迫がウクライナ危機を複雑化させたと述べました。
対ロシア輸出削減は「成功した」とする米国当局者の発言に対し、外交部の汪文斌報道官は20日の定例記者会見で、「米国はウクライナ危機の発端であり、制裁の力を振りかざし、経済的な強制力を行使して、絶えず対立を激化させてきた。これは、国と国との正常な交流を破壊し、国際貿易のルールに違反しただけでなく、ウクライナ危機の複雑化と拡大を招いた」と述べました。
報道によりますと、米商務省当局者は議会の公聴会で先日、米国は多くの国と連携してロシアへの輸出を削減することに成功したと述べました。
汪報道官は関連質問に答え、「米国の当局者がいう『成功』がどこから来たのかはわからない。世間が見ているのは、現在の米国は40年来で最も厳しいインフレに直面しており、米国国内の食品とエネルギーの高騰がアメリカ国民を苦しめ、アメリカの消費者心理が1952年以来の最低水準に落ち込んでいるということだ。関連の世論調査によると、米国の成人の85%が、米国は間違った方向に進んでいると考えている。現在、世界の株式市場、為替市場、原油、天然ガス、食糧、非鉄金属先物市場は度重なるショックに見舞われ、各国の一般市民、特に経済基盤が脆弱な発展途上国の人々に大きな被害を与えている。冷戦思考を固守し、陣営の対抗に熱中しても、成功を収めることはできず、自らを裏切り、世界の平和と安全に衝撃を与えるだけであることは、事実が繰り返し証明している。米国は深く考慮する必要がある」と述べました。(提供/CRI)
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片岡伸行
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