人民網日本語版 2022年7月21日(木) 15時30分
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「国道網計画」によると、2035年までの国道網の全体的なレイアウトを計画し、その時には道路の総延長距離が46.1万キロに達することになる。
中国国家発展改革委員会基礎施設(インフラ)発展司の周小棋副司長は先ごろ開かれた「国道網計画」の記者会見で、「中国全土の市級・地級の行政中心地や市街地、人口10万以上の市・県の県級行政中心地では、30分で高速道路に乗ることができ、全ての県級行政中心地から15分の範囲に一般国道があるという、便利な道路網が中国全土をほぼカバーしている。国道網が完成すれば、都市群や都市圏の発展の下支えがさらに強化され、地域の発展戦略や新型都市化へのサービスがさらに向上する」と説明した。経済日報が伝えた。
国家発展改革委員会や交通運輸部がこのほど発表した「国道網計画」によると、2035年までの国道網の全体的なレイアウトを計画し、その時には道路の総延長距離が46.1万キロに達することになる。そのうち、国家高速道路が約16.2万キロ(遠景展望ライン約8000キロを含む)、一般国道が約29万9000キロ。そして広範囲をカバーし、機能が整っており、集約されていて効率が良く、エコ・スマートで、安全で信頼できる近代的な質の高い国道網がほぼ完成することになる。
2021年末の時点で、中国の国家高速道路の総延長距離は12.4万キロで、地級行政中心地をほぼカバーしている。一般国道の総延長距離は25.8万キロで、県級およびそれ以上の行政区や年間を通して運営されている国境通関地をほぼカバーしている。
2013年版と比べると新版「計画」は、道路の計画総延長距離が約6万キロ伸びている。周副司長は、「新たなレイアウトでは、国家高速道路網がカバーする範囲は、人口20万人以上の中等以上の都市から、市街地の人口が10万以上の市、県にまで伸び、一般国道が地・市間のアクセスや重要な観光地とのアクセスをさらに強化している。『計画』は政府のハイレベルの対外開放を一歩踏み込んで下支えし、国道と陸路の国境通関地の全面的な接続を実現し、北東アジア、中央アジア、南アジア、東南アジア諸国連合(アセアン)間で便利な道路国際輸送ルートが構築されている」と強調した。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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