広東・香港・マカオ大湾区（グレーターベイエリア）のナノイノベーション産業センターは17日、最初の産業成果を発表しました。

発表された88項目に上る世界の先進的なナノテクノロジーのイノベーション成果には、世界トップレベルの腫瘍治療ナノロボット、超クリア液晶ディスプレイ分野をリードする量子ドット光学フィルム、新エネルギー自動車動力電池の熱暴走防止に応用される無機ナノコーティングなどが含まれます。これらの成果の応用により、国外技術の独占を打破し、同エリアの産業発展の空白を埋め、完全な産業チェーンの形成が図られます。

同日、新素材、バイオメディカル、情報スマート技術、金融などの分野に関する同エリアのナノ産業連盟の戦略的協力契約も調印されました。これにより、同エリアのナノ科学技術企業の「共生と共同成長」を推し進めるとしています。（提供/CRI）